PhiloType は、身近な場面についての36の質問への答えから、あなたの考え方に近いタイプと、同じタイプに分類される哲学者を紹介する無料のサービスです。このページでは、サービスの目的と判断基準を説明します。
ミッション
「考える」に出会い直す場をつくる
Creating a place to rediscover thinking.
PhiloType は、利用者が自分の考え方に気づくための場です。気づいた内容は、後から何度でも訂正できます。
「出会い直す」には、3つの意味があります。
哲学者との出会い
サルトルやカントなど、自分と近い考え方をした哲学者を知ります。
自分の考え方との再会
「自分はこう考えていたのか」と、普段は意識しない判断のしかたに気づきます。
何度でも更新できる
回答し直せば結果も変わるので、一度では終わりません。
ビジョン
「自分はどう考える人間か」を問い続けることが、当たり前になっている世界
MBTI が「性格を知る」を当たり前にしたように、PhiloType の目標は「考え方を問い続ける」を当たり前にすることです。
性格タイプの診断では、「私は◯◯型です」で結果が確定します。PhiloType では、「今は LATS に近いが、半年後は別のタイプかもしれない」というように、結果の変化を前提にしています。
バリュー
答えを出すためではなく、問い続けるために
Not to give answers, but to keep asking.
タイプの判定は入口で、判定の後も考え続ける体験を PhiloType の価値と位置づけています。プロダクトに関する判断は、すべてこの一文に照らして行います。
このコアバリューが「なぜ」、次の3つの設計原則が「どうやって」にあたります。
誠実に自覚する(Honest Framing)
人を16に分類することの暴力性を隠しません。フレームワーク自体の不完全さも明記します。「これを書くと信頼を失うかもしれないが、正直に書くべきか」と迷った場合は、書きます。
予期しない出会いを設計する(Designed Serendipity)
対極の哲学者を紹介します。読書ガイドでは、自分のタイプに反する本を勧めます。「期待通りの結果にするか、意外性を優先するか」と迷った場合は、意外性を優先します。
仮固定を肯定する(Provisional, Not Permanent)
タイプは暫定的な座標で、固定した名前ではありません。ただし、暫定であっても、現在の座標は明確に提示します。「訂正可能性を強調しすぎて、提示が曖昧になっていないか」と迷った場合は、仮のものと断った上で明確に提示します。
5つの誓い
人をタイプに分類すると、レッテル貼りや自己像の固定化が起きやすくなります。その対策を、5つの約束として明示します。
タイプは仮説であり、本質ではありません
あなたの回答から見えた傾向のスナップショットです。明日変わっても構いません。
「本当のあなた」をお伝えすることはできません
そもそも「本当の自分」は存在しない、という立場をとっています。
16のタイプに優劣はありません
すべてのタイプが同等に興味深く、同等に不完全です。
予想外の結果には価値があります
「自分のイメージと違う」結果になった時こそ、新しい思考の入口です。
このフレームワーク自体が不完全です
人間の思考を4つの軸で分類することには限界があります。疑ってください。
この枠組みの限界
PhiloType は哲学的思考への入口として設計しており、学術的な哲学研究の水準を目指したものではありません。
4つの軸は西洋哲学の二項対立をもとに設計しており、すべての文化に等しく適用できる普遍的なモデルではありません。
哲学者の配置は、公刊された著作の分析に基づく仮説です。ご本人や関係者の承認を得たものではありません。